茅野で独自のそば焼酎を商品化 ミャンマー産原料使用
茅野商工会議所などは28日、独自のそば焼酎「蓼箏(たてごと)」を商品化し、4月3日に発売すると発表した。同商議所が取り組んでいるそばをテーマにした地域振興の一環。原料にミャンマー産のソバを使い、同国が進めている麻薬原料のケシからソバへの転作を支援する。
そば打ち体験などをしている横谷温泉旅館(茅野市北山)が発案し、ダイヤ菊酒造(同市ちの)が製造した。同商議所は商品の全体的な企画を担当し、現在のミャンマーが舞台の小説「ビルマの竪琴(たてごと)」と「蓼科」の地名にちなんで命名した。
同旅館が、ミャンマーで転作支援に取り組んでいる南箕輪村のNPO法人「アジア麻薬・貧困撲滅協会」(理事長・氏原暉男信大名誉教授)の活動を知り、「そばを通じて国際貢献ができれば」(横谷温泉旅館の篠原元文副社長)と、ミャンマー産そばの使用を決定。同法人を通じて輸入した。
当面は茅野市内の酒小売店だけで販売し、将来は全国展開を図る。希望小売価格は、720ミリリットル入りでアルコール度数25度が1600円、35度が2700円。
同商議所は「2年間で少なくとも2万本」と販売目標を設定。白川元・専務理事は「味、品質はほかのそば焼酎銘柄に負けない。土産品への展開など販売戦略をしっかりと考えたい」と話していた。
【写真説明】茅野商工会議所などが商品化したオリジナルそば焼酎「蓼箏」。4月3日から茅野市内の酒小売店で販売する
(07年3月29日掲載)