屋代-新宿線が今月末で休止 川中島バス、採算とれず
川中島バス(長野市)は14日までに、昨年7月に運行を始めたしなの鉄道屋代駅(千曲市)―新宿駅(東京)間で運行している高速バス「屋代―新宿線」を3月末で休止すると明らかにした。同社は、1便当たりの利用者数が平均で5人前後と、採算ラインとする約20人に届かず、赤字改善の見通しがたたないためとしている。同日までに北陸信越運輸局(新潟市)に休止を届け出た。
同線は戸倉上山田温泉の旅館組合や観光団体などの要請を受け、首都圏からの観光客掘り起こしなどを視野に開設。上信越道や関越道を経由し、片道約4時間、1日1往復している。千曲市観光協会や同社が新宿駅でPRイベントを開いたり、2月からダイヤを改正し運行時間を早めるなどしてきたが、利用者増に結び付かなかった。
同社は「思った以上に利用がなかった。上信越道屋代バス停(千曲市)や坂城パーキングエリアのバス停(坂城町)に止まる長野と新宿を結ぶ他の高速バス路線を利用してほしい」と話している。
(07年3月15日掲載)