和菓子でアツモリソウの保護 富士見の業者が一役

 
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 富士見町落合の菓子製造業「泉屋」は、同町が保護に取り組んでいるアツモリソウ(ラン科)にちなんだ和菓子「母衣(ほろ)の春花(しゅんか)」を製造している。包装紙にアツモリソウの保護を呼び掛ける文章を印刷するなど、保護活動にも一役買っている。

 菓子は、ジャガイモと白あんを混ぜたものを中身にしたまんじゅう。真ん中にくぼみを作り、アツモリソウの花の形をイメージして作った。ジャガイモは町開発公社が町内の農地で収穫したものを使っている。

 包装紙には、町が入笠山の野生植物の保護に取り組んできた経過などを説明する文章を載せ、箱の中には、アツモリソウが県の絶滅危惧(きぐ)種に指定されていることなどを書いたチラシを入れている。

 千野長雄社長(73)が、町アツモリソウ再生会議の中山洋会長から「アツモリソウにちなんだ特産品を作れないか」と相談を持ち掛けられたことから試作を重ね、製品化した。千野社長は「菓子と一緒に入っているチラシを読んでもらい、多くの人にアツモリソウについて知ってもらえるといい」と話している。

 1箱8個入りで880円。町内の観光施設や道の駅など5カ所で販売している。

【写真説明】富士見町が保護に取り組むアツモリソウの花の形をイメージして作った和菓子「母衣の春花」

▼道の駅の地図

(07年3月 9日掲載)

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