周遊バスに今夏、西コース新設 松本駅西口発着点に
松本電鉄(松本市)と松本市は、松本駅前を発着点に市中心部を走っている周遊バス「タウンスニーカー」に今夏、駅西口側を回る「西コース」を新設する。現在ある3コースはいずれも駅東口発着。駅西口側の新たな生活の足として期待がかかる。
計画によると、西コースは駅西口を発着点に、同市渚の複合商業施設「なぎさライフサイト」、その北側に今夏、開智から移転する丸の内病院、島立の県松本合同庁舎などを経由する。詳細なルートは検討中だ。
東、北、南の現3コースと同様、午前9時―午後6時ごろに30分間隔で運行し、運賃は大人100円、小学生以下50円。約5キロを20分ほどで1周する。10座席程度の小型バスを使う予定で、市は19日発表の来年度一般会計当初予算案に、松本電鉄が1台を購入する費用の半額分として793万円の補助金を計上した。
市が進めている駅西口一帯の整備事業の一つとなる「西口交通広場」は6―7月ごろに完成する予定。市は、工事終了後、できるだけ早期にタウンスニーカーの運行を始める計画だ。
タウンスニーカーは1999年に松本駅と松本城を結ぶ北コースがスタート。あがたの森方面へ向かう東コース、相沢病院などを経由する筑摩方面の南コースが加わり、05年度までに3コースの合計で延べ約114万3000人が利用した。
市政策部の高橋慈夫部長は「高齢化が進む中、公共交通機関にはタウンスニーカーのような手軽さが必要だ。新コースは、駅西口の発展にも大きな役割を果たすと思う」と話している。
【写真説明】タウンスニーカーの南・東コースを走る小型バス。西コースも同様のバスを使う予定だ=松本駅東口
(07年2月23日掲載)