長野の水道水「戸隠の水」に 市が製造、販売へ

 
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 長野市水道局は21日、同市が水道水に利用している「戸隠水源」の水を浄水し、500ミリペットボトルに詰めた「戸隠の水」の製造を始めた-と発表した。飲料水を買う市民の増加や、節水型家電製品の普及などで、旧市街地では水道水の使用量が年々減少。このため、水道水のイメージアップを図り、利用量回復につなげたいと企画。会合で配ったり、市の施設で販売したりする。

 「戸隠の水」は、戸隠水源の水を利用している往生地浄水場で、水道水と同様にろ過、塩素殺菌した水を加熱処理して詰めた。1万5000本を製造し、浄水場見学者などに配布するほか、1本100円で販売する。売れ残った分は、災害用の備蓄として利用する。

 全国で自治体が水道水をペットボトルに詰めて販売する動きが目立つ中、長野市は1本当たり約90円のコストがかかるとして、採算を理由に販売にはそれほど力を入れない考え。浄水処理した水道水をペットボトルに詰めた「東京水」を製造している東京都水道局も「飲めばおいしいと言ってくれる。採算は取れないが、徐々にイメージアップにつながっている」とする。

 長野市水道局は「戸隠の水はミネラル分が少ない軟水で、飲みやすいのが特徴。おいしさを実感してもらうことで、自然豊かな長野市のイメージアップにもつなげたい」と話している。

【写真説明】長野市が製造した「戸隠の水」

(07年2月22日掲載)

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