あかねちゃん2カ月で完売 清内路特産の大根の焼酎
清内路村が特産「あかね大根」を原料に開発した焼酎「あかねちゃん」の売れ行きが好調だ。昨年10月末から販売してきた第2期生産分が22日までに完売した。わずか2カ月余というスピードで、村総務振興課も「予想以上」と話す。県内外から問い合わせも多く、村は新名物としての手応えを感じている。
「あかねちゃん」は、主に漬物用だったあかね大根の用途を広げ、地域の活性化につなげようと、村が喜久水酒造(飯田市)と共同で開発した。「万人には好まれない」(村総務振興課)強烈な香りなど、強い個性がかえって魅力となった。初回分として昨年3月に売り出した300ミリリットル入りは、半年足らずで3000本余が完売した。
第2期生産分は、昨年春に収穫したあかね大根約400キロを仕込み、720ミリリットル入り500本と、300ミリリットル入り700本を製造。村内にある長田屋商店の小池かおりさん(44)は「初回に買えなかった人が来店したりして、速いペースで売れました」と話す。初回分に続いて短期間で完売したことで、あらためて人気ぶりを示した格好だ。
焼酎づくりを発案した桜井久江村長は「癖が強いのが今の時代に合ったんでしょうか。これからもPRを続けたい」と意欲をみせている。
村内ではあかね大根を栽培する機運も高まっている。昨年秋の焼酎向けの収穫量は前年比2倍の約1400キロに増えた。ワイン用の木樽で寝かせる焼酎の新製品なども検討されている。
昨年秋に仕込んだ焼酎の販売は3月末からを予定している。小池さんは「県外からの注文や問い合わせも結構多い。このまま人気が定着してくれれば、地元にとっても素晴らしいこと」と期待している。
【写真説明】「あかね大根」を原料とした焼酎「あかねちゃん」が完売した商店のコーナー=清内路村
(07年1月23日掲載)