中川の棚田米で造った日本酒 村の活性化願い発売へ
中川村の上伊那農協中川支所で19日、同村飯沼の棚田で栽培した酒米「美山錦」で造った日本酒「今錦おたまじゃくし」の試飲会が開かれた。棚田米を使った酒造りは昨年始まった。20日、村内と飯島町の酒店を中心に上・下伊那で発売する。
酒米は、飯沼の農家20人でつくる農業活性化研究会が、棚田の荒廃防止を目的に3年前から栽培。昨秋は約50アールから約2・3トン収穫した。同村の米沢酒造が、白い濁りがあり米粒が多少残る「おり酒」と、それを搾った「生原酒」を醸造。原酒をねかせ、4、9月にも純米酒を売り出す。
米沢酒造は昨年11月、商品名とオタマジャクシのロゴを商標登録した。同社の米沢博文社長と同研究会の入田護会長は「酒を通して多くの人に中川の名前を知ってもらい、村の活性化につなげたい」と話している。
おり酒は400本限定で、720ミリリットル1743円。生原酒は720ミリリットルが500本限定で1712円、1・8リットルは200本限定で3413円。問い合わせは米沢酒造(電話0265・88・3012)へ。
【写真説明】20日発売の「今錦おたまじゃくし」のおり酒(右)と原酒。約60人が試飲した
▼米沢酒造の地図 |
(07年1月20日掲載)