西洋からくり人形100年の技と音色 下諏訪「すわのね」

2018/03/27 10:18
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 下諏訪町の日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」は、19世紀末に製造が始まった西洋のからくり人形「オートマタ」など、古いオルゴール21点の特別展を開いている。オルゴール製造の先進地だったドイツやスイスの技術と、フランス人形の芸術性との融合を感じることができる。4月22日まで。

 2017年3月にオートマタ展を開いたところ、好評だったため2回目を企画した。展示品は、京都市の永守文化記念財団から借りた。

 男児を模したフランス製のオートマタ(1890年)は、磁器製の人形の内部に、空気を送り込む道具「ふいご」が仕込まれている。ぜんまいの力で演奏しながら風も送り、シャボン玉を飛ばす仕組みだ。いずれもフランス製の、ピエロの手品師(同)、法廷で熱弁をふるう弁護士(1900年)などのオートマタも並ぶ。

 音階を決める細長い紙を機械に通し、鍵盤を動かす「ピアノ・メロディコ・オルガニート」は、1886年イタリア製。日本電産サンキョーの技術者も加わって修理したといい、1世紀以上前の音色を楽しむことができる。

 午前11時、午後1時、午後2時に、展示品の解説がある。入館料千円(小中学生500円)。

写真説明:100年以上前にフランスやドイツで作られたオートマタのオルゴール

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