住居址調査の成果を紹介 茅野市尖石縄文考古館

2018/03/03 11:45
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 茅野市尖石縄文考古館は3日、市内の国特別史跡「尖石遺跡」で2017年度に行った範囲確認調査の成果を紹介するロビー展を始める。遺跡の境界の外で見つかった縄文時代の住居址(し)の写真や図面のほか、出土した土器や石器、矢尻計20点ほどを展示する。5月13日まで。

 同館は昨年11月、遺跡の境界外に住居址があるかどうかの調査に着手。境界西側の畑約3500平方メートルを部分的に掘り、境界から約30メートル離れた地点で南北に隣り合う二つの住居址が見つかった。

 住居址は既に埋め戻してあり、ロビー展では付近にあった貯蔵庫とみられる穴などとともに写真で紹介する。同館担当者は「今回見つかった住居址が一帯の縄文集落の西側境界である可能性が高く、意義深い発見だ」と話す。

 調査では土器や石器のかけらも多数見つかり、これらをつなぎ留めてほぼ原形に修復した深鉢(ふかばち)形土器も展示する。午前9時〜午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。ロビー展は無料。問い合わせは市尖石縄文考古館(電話0266・76・2270)へ。

写真説明:尖石遺跡の範囲確認調査で発掘した土器や石器を紹介したロビー展

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