3年に1度の版画展、山本鼎の業績称え サントミューゼで

2018/02/25 09:39
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 上田市で3年に1度開く版画の公募展「山本鼎(かなえ)版画大賞展」が24日、同市天神の市立美術館で始まった。正面を向いたザリガニをダイナミックに描き、大賞に選ばれた名古屋市の松岡恵子さん(63)の銅版画「目の中の世界―ザリガニD」など入賞9点と入選123点を展示している。

 公募展は、上田市を拠点に自由画教育や農民美術運動を提唱した洋画家・版画家の山本鼎(1882〜1946年)の業績をたたえ、その精神を引き継ごう―と7回目。市内の画家や美術教員らでつくる実行委員会などが主催し、今回は全国から263点の応募があった。

 会場には、木版画やシルクスクリーンで人物や風景、抽象的な題材を表現した多彩な作品が並ぶ。家族で訪れた安曇野市の団体職員丸山貴純さん(41)は「作者それぞれの個性が楽しめる」と話した。

 4月1日までの午前9時〜午後5時(最終日は午後4時まで)。火曜休館。一般500円、学生300円、高校生以下、70歳以上、障害者と介助者は無料。期間中、版画体験のワークショップ(参加型講座)などもある。問い合わせは同美術館(電話0268・27・2300)へ。

写真説明:大賞作品をはじめ個性豊かな132点が並ぶ作品展

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