スキーの興奮、障害者も 県など白馬で25日フェス

2018/02/14 11:03
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 県や県内スキー場などでつくる「スノーリゾート信州」プロモーション委員会は25日、障害者とともにスキーを楽しむ初の「冬のユニバーサルフェス」を北安曇郡白馬村の白馬八方尾根スキー場で開く。障害者がスノースポーツを楽しむために開発された器具を体験できる催し。13日は松本市の信州大全学教育機構で、介助のボランティアを務める信大生向けの研修会があり、15人が参加した。

 フェスで体験できるのは、支援者が後ろから押して滑る「デュアルスキー」や、腕だけでスキー板を操作する「スノーカート(ハンドルスキー)」。入り口45センチほどのゴンドラで会場の同スキー場中腹へ上がるため、学生が駐車場から移動してゴンドラに乗る障害者を介助する予定。中腹では山の景色なども楽しんでもらう。当日、学生は19人が参加する。

 研修会は、フェスに協力する同機構の加藤彩乃助教(31)が開いた。県内で障害の有無に関係なく楽しむ観光「ユニバーサルツーリズム」の普及に当たっている団体のメンバーが注意点を説明。「スキー場は危険だらけだが、適切な器具と介助があれば誰でも楽しめる」と話した。

 介助技術は、諏訪地方の旅館で観光客の入浴介助などをしている「地域トラベルサポーター」が指導。学生は45センチの隙間に障害者を前後から抱えて通す練習を繰り返した。教育学部1年の丹後浩晃さん(19)は「なかなか難しいが、本人ともコミュニケーションして楽しみながら介助したい」と話していた。

 体験会はゴンドラ運賃以外は無料で定員20人。申し込みはプロモーション委員会事務局の県観光誘客課(電話026・232・0111)へ。

写真説明:入り口が狭いゴンドラに障害者を乗せる方法を学ぶ信大生

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