夭折画家悼み25日に槐多忌 上田の信濃デッサン館

2018/02/03 12:15

 信濃デッサン館(上田市)は25日、夭折(ようせつ)の画家村山槐多(かいた)(1896〜1919年)をしのぶ「槐多忌」を同館などで開く。今年は、詩人としても知られる槐多のために、音楽に合わせて詩をうたい上げる歌人福島泰樹さんの「絶叫コンサート」や、館主の窪島誠一郎さんと社会学者の古市憲寿さんによる対談を企画した。

 同館は槐多の作品を所蔵しており、毎年2月20日の命日に合わせて槐多忌を開いている。創作活動に情熱を注ぎながらも22歳で亡くなった若者の作品に触れる機会をつくることで、日々の生活の大切さを考えてほしい―と始まり、今年で39回目を迎えるという。槐多は多くの詩を残した。福島さんは槐多に関する著作もあり、コンサートではピアノに合わせて槐多への思いを歌に乗せる。

 対談のテーマは「死について」。窪島さんは「死を考えることは生を考えることでもある。不吉な物として遠ざけるのではなく、正面から考える意味がある」と理由を説明。若い頃から死について考えてきたといい、「若い人と対談することで、いい化学反応があるかもしれない」と期待している。

 コンサートと対談は午後3時から、近くの東前山多目的ホールで。その後、デッサン館に移動して法要などを行う。参加費千円。問い合わせは信濃デッサン館(電話0268・38・6599)へ。

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