松井須磨子の生涯、紹介 松代で没後100年を前に

2018/01/22 11:16
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 長野市松代町出身の女優松井須磨子(1886〜1919年)の生涯を紹介する企画展が、同町の旧樋口家住宅で開かれている。松代地区のNPO法人「夢空間松代のまちと心を育てる会」が、来年1月で没後100年を迎えるのを機に企画した。須磨子の写真や年表など50点以上の資料が展示されている。

 須磨子は、演出家の島村抱月と1913(大正2)年に劇団「芸術座」を旗揚げ。トルストイ原作の「復活」の劇中で歌った「カチューシャの唄」が大ヒットした。抱月が18年11月に病死すると、恋仲の須磨子も翌年1月、抱月の後を追って自死した。

 会場には、精力的に公演を重ねていた20代の須磨子の肖像写真などが並ぶ。須磨子は県内各地で公演しており、その会場も紹介している。

 同法人は今年、須磨子に関する企画を他にも計画中。副理事長の小俣光弘さん(79)は「近代演劇で活躍した松代出身の須磨子の存在を広く発信していきたい」と話す。

 今月27日には、午後1時半から展示会場で「松代人が見た女優松井須磨子」と題したギャラリートークを開く。参加費500円。企画展は2月15日までの午前9時〜午後4時半。入場無料。

写真説明:長野市松代町出身で明治末から大正期に活躍した女優松井須磨子の写真などが並ぶ企画展

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