足場1.8メートルから糸操り人形 飯田で1月6日公演

2017/12/20 10:18
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 飯田下伊那地方の有志約10人でつくる糸操(いとあやつ)り人形劇団「竹田人形座竹の子会」が、来年1月6日に飯田市座光寺の「竹田扇之助(せんのすけ)記念国際糸操り人形館」で行う新春公演に向けて稽古に熱を入れている。同会は、江戸時代に大阪で生まれた糸操り人形「竹田人形」の伝統を受け継ごうと活動。高さ1・8メートルの足場から人形を操るのが特徴という舞台で、竹の子会が単独で公演するのは初めてだ。同会は新たな挑戦に意気込んでいる。

 昭和に竹田人形を復活させた劇団「竹田人形座」(東京)本来の糸操りの姿を多くの人に見てもらおうと、同会がオリジナル演目を披露することになった。

 同会は普段、人形と同じ舞台に立ち、約50センチの糸を操っている。新春公演の舞台は、足場が高さ1・8メートルのため、人形を操る糸の長さは2・7メートル。自分の立ち位置からでは、人形の足が地面についているのか分からず、難しいという。竹田人形座に所属し、来年1月の新春公演にも出演する鈴木友子さん(68)=東京=の指導を受けるほか、自主的に集まって稽古を重ねている。

 同会の水上隆さん(61)=飯田市=は「普段は月2回の稽古だが、12月は週2回集まっている。皆、公演に懸ける思いが強い」と話す。

 新春公演の題は「初春(はつはる)を寿(ことほ)ぐ竹田人形館」で、演目は9体のドレスを着た人形が軽快な音楽に合わせて踊る「フレンチカンカン」など六つ。公演は午後3時からなど3回。一般1500円、3歳〜高校生500円。問い合わせは同人形館(電話0265・23・4222)か飯田文化会館(電話0265・23・3552)へ。

写真説明:高さ1・8メートルの足場から真剣な表情で人形を操る会員たち(写真上)。「フレンチカンカン」の一場面。華やかさが際立つ演目だ

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