弁士と楽団がやって来る 長野で25日に無声映画

2017/12/19 10:12
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 迫力ある活動弁士の語りや、楽団の生演奏と一緒に無声映画を楽しみませんか―。長野市の映画館「長野相生座・ロキシー」は25日、「チャップリンのスケート」「東への道」の2本の無声映画の上映会を開く。活動弁士の第一人者、沢登翠(さわとみどり)さんを7年ぶりに招き、この2本が作られた大正時代の雰囲気を味わってもらうという趣向だ。

 同館を運営する長野映画興業の創立100周年を記念する企画の一つ。支配人の田上真里さん(46)が信濃毎日新聞のデータベースから過去の作品を探し、大正時代に上映されていたこの2本を取り上げることにした。

 「チャップリンのスケート」(1916年、20分)は沢登さんの活弁デビュー作でもあり、堂に入った弁舌が楽しめそうだ。「東への道」(20年、105分)はリリアン・ギッシュ演じる田舎娘がプレーボーイにだまされ、漂泊の旅に出る姿を描く。クライマックスの流氷のシーンが有名だ。一人で何役も声色を変えて演じ、映画の臨場感を高める活弁に加えて、当日は楽団「カラード・モノトーン」も来館し、ギターとフルート、ピアノの生演奏を添える。

 田上さんは「無声映画が初めての人も新鮮で楽しめる。笑ったり泣いたり、初上映の頃の人と、時代を超えて同じ体験をしてほしい」と話す。午後6時半開演。前売り一般2200円(当日2500円)、大学生以下1500円(同1800円)。問い合わせは同館(電話026・232・3016)へ。

写真説明:無声映画「東への道」の上映や沢登さんの来場を知らせるポスター=長野市の長野相生座・ロキシー

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