泰阜・方正県、交流の歩み 阿智の満蒙記念館で特別展

2017/11/18 12:10
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 下伊那郡泰阜村と中国黒竜江省方正県の友好提携20周年を記念した特別展が12月10日まで、同郡阿智村の満蒙(まんもう)開拓平和記念館で開かれている。泰阜村は旧満州(中国東北部)に分村移民で開拓団員を送り出しており、村と方正県は1997年に交流を始めた。展示では年表のほか、両国の歴史や交流事業の歩みを振り返っている。

 方正県は45(昭和20)年の旧ソ連軍侵攻後、村が送り出した大八浪(ターパラン)開拓団などの団員が逃避行の末に集結し、収容所生活を送るなどして多くの死者が出た。展示では、元開拓団員らでつくる村大八浪会や泰阜中学校の生徒らが、方正県にある日本人公墓、残留孤児の養父母の墓を参拝した様子などを写真で紹介している。

 平和記念館職員の島崎友美さん(32)は「若い世代に日中の歴史を知ってもらい、交流が続く契機になるといい」と話している。午前9時半〜午後4時半(入館は午後4時まで)。火曜と第2、4水曜は休館。一般500円、小中高生300円。

写真説明:泰阜村と中国・方正県の友好提携20周年を記念して、交流の歩みを紹介する特別展

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