松本市の松本城本丸庭園で8日まで、第58回国宝松本城菊花展(松本市と松本市教育委員会主催)が開かれている。60〜80代の松本地域の愛好家グループ「松菊(しょうぎく)会」の会員や、市内の小学校による約500点が並ぶ。
作品は、直径約20センチの大菊の鉢植えや小粒の菊の盆栽などさまざま。今年は梅雨の雨が少なかったことなどから、菊花展で花が見頃になるように育てるのが難しかったという。訪れた人は「すごい」「うわあ」と声を上げながら観賞していた。
本丸庭園の入場料は610円(小中学生300円)。松本市民は無料。
写真説明:色とりどりの菊が並ぶ菊花展の会場