山水の情景を石で感じて 28・29日、伊那で水石展

2017/10/28 11:27
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 上伊那地方の石の愛好家でつくる「伊那愛石会」は28、29日、伊那市の坂下公会堂で「第57回水石(すいせき)展」を開く。水石は、石の形が山や岩などに見え、山水の情景を連想しながら観賞して楽しむ。会員16人が天竜川水系で拾ってきた石32点を並べている。

 赤が入った石を里山の桜に見立てたものや、模様が飛び跳ねた魚に見える石などさまざま。事務局の河野三千昭さん(57)=伊那市東春近=は「赤や黒などきれいな色彩や、自然の景色が縮小されたように見えるのを楽しんで」と来場を呼び掛けている。

 会員同士の投票で、7点の入賞作品を決定。最高賞に当たる市長賞は、安藤征義さん(73)=駒ケ根市下平=が拾い、大小二つの山の間に滝が流れているように見える「滝石」が選ばれた。安藤さんは「磨いているうちに滝のように(白い筋が)見えてきた。(二つの山のくぼみに)水が一度たまって落ちるように見えるのもいい」と話している。

 午前9時〜午後5時(29日は3時まで)。入場無料。

写真説明:会員の投票で最多の票を集めた自身の作品「滝石」を眺める安藤さん(右から2人目)

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