芸術でまちづくり、さらに 大町の作家と作品に光を

2017/10/25 11:30
ODEK2017102500899901.jpg

 大町市で6〜7月に開かれた「北アルプス国際芸術祭」の盛り上がりをまちづくりにつなげようと、市内の芸術家らでつくる実行委員会が11月19日から、地元作家と作品に光を当てる第1回「美術展ベストセレクションin信濃大町」を市内で開く。絵画、彫刻、工芸の3部門で計約50人の約60点を展示する。

 国際芸術祭には約2カ月の会期中、有料20会場に延べ25万6千人(市など発表)が来場し、芸術文化によるまちづくりの機運が高まった。これを維持、発展させようと、日展会員で現代工芸美術家協会理事の市内の木彫家、高橋貞夫さん(77)や企業経営者らが実行委をつくった。

 国際芸術祭にも自ら出品し、今回、アートディレクターを務める高橋さんは「国際芸術祭には国内外の作家が招かれたが、大町にも優れた作家はたくさんいることを紹介したい」と意気込む。

 美術展の参加作家は、全国レベルの美術展で入選した経験がある人や大町美術会の会員を中心に選考。また、市や市教委、市民が所蔵する美術品約500点から大町に縁のある作品も選んだ。市文化会館どん帳のデザインの基になった日本画家山元桜月(1889〜1985年)の「神嶺(しんれい)富士」や、大町美術会を発足させた大町出身の日本画家尾竹正躬(まさみ)(1903〜85年)の作品9点なども展示する。

 市文化会館南側のフレンドプラザ大町と同館展示室を会場に12月10日まで。入場無料。問い合わせは同館(電話0261・22・9988)へ。

写真説明:美術展ベストセレクションで公開する山元桜月の「神嶺富士」

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ