傷ついた本が「泣いています」 須坂図書館で啓発展示

2017/10/24 10:14
ODEK2017102400898301.jpg

 須坂市立須坂図書館は、傷ついた本の展示コーナーを設けている。秋の読書週間(27日~11月9日)を前に、本を大切に扱う意識を広げようと企画。「本が泣いています」と書かれた張り紙の下に、痛々しく傷ついた本が並んでいる。

 小説や絵本、雑誌など16冊を展示。黄色い蛍光ペンで線を引かれたり、落書きされたりしたページを紹介している。誤って洗濯機に入れてしまい、ページが固まった本も。利用者が破いたページに自身でセロハンテープを貼った本は、破れた部分が黄色く変色。図書館は、破れたページは専用のテープで直すため「そのままカウンターにお持ちください」と呼び掛けている。

 8月下旬から館内で閲覧できるようにした雑誌は、映画のクーポン券が切り取られた。文平玲子館長(55)は「本は利用者みんなの財産。大切にする気持ちを失わないでほしい」と話している。

 展示は26日まで。問い合わせは須坂図書館(電話026・245・0784)へ。

写真説明:蛍光ペンで線を引かれた本や、ページのクーポン券が切り取られた雑誌などを並べた展示コーナー

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ