休館の県信濃美術館収蔵品 愛知・碧南で展示へ

2017/10/11 10:15
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 全面改築で長期休館している県信濃美術館(長野市箱清水)の収蔵品を展示する「長野県信濃美術館名品展響きあう個性―近代を彩った作家たち」が11日、愛知県碧南市藤井達吉現代美術館で始まる=写真。10日には同館で開会式を開き、来賓として出席した県信濃美術館の橋本光明館長は「作品鑑賞を通して、信州の山並みを思い浮かべて」と呼び掛けた。

 展示しているのは、約4千点の収蔵品のうち、菱田春草(飯田市出身)らの日本画をはじめ、油彩画や彫刻、版画合わせて77点。「信州の四季」と題した一区画では、浅間山や北アルプス、野尻湖などを題材にした作品を並べ、信州の自然に魅せられた作家の作品を紹介している。

 碧南市出身の美術工芸家・藤井達吉(1881〜1964年)が、近くの愛知県岡崎市出身で長野県内などで活躍した洋画家・版画家の山本鼎(1882〜1946年)と縁が深かったことなどから、今回の作品展を企画した。

 県信濃美術館は2021年の再開館を目指し長期休館中で、県内外の美術館などに作品を貸し出す計画を進めている。

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