国際展最高賞の銅版画展示 飯田の今村さん個展

2017/10/07 11:28
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 飯田市上郷黒田の銅版画家、今村由男さん(68)が11日まで、同市立石の「ギャラリー南無」で個展を開いている。クロアチアで開催中の国際版画ビエンナーレで最高賞のグランプリに選ばれた作品「季節は巡り」など36点を展示。生活の中でふと美しいと感じたものを表現している。

 縦65センチ、横100センチの銅版画「季節は巡り」は、コブシやユリなど四季折々の植物や昆虫を描いている。題材は、今村さんが普段の散歩中に見つけたもの。銀箔(ぎんぱく)とスズ箔を市松模様に組み合わせ、日本らしさも出した。

 しっくいを塗ってから顔料で絵柄を描くフレスコ画も並ぶ。高森町にある今村さんのアトリエから見える南アルプスを描写。白色は絵の具でなく、しっくいを彫って表現するのが作品の特徴だ。

 今村さんは「日本画などにはない、版画の線の細さや、フレスコ画の独特な質感を見てほしい」と話している。

 午前9時半〜午後4時半、入場無料。

写真説明:「銅版画の世界を楽しんで」と話す今村さん

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