茅野の中世遺跡や出土品紹介 市内2カ所で9日まで

2017/10/06 10:16
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 茅野市の八ケ岳総合博物館と神長官(じんちょうかん)守矢史料館は9日まで、企画展「茅野市の中世遺跡」をそれぞれ開いている。同博物館は、諏訪大社上社前宮周辺などにある遺跡から出土した約500点と発掘調査時の写真約50点を展示。同史料館は、室町・戦国時代の古文書を並べている。

 同市の磯並(いそなみ)遺跡から出土した「かわらけ」は、神事の飲食などで使って捨てる素焼きの皿。大量に発掘されたため、神事が頻繁に行われていたと考えられている。干沢(ひざわ)城跡からは中国製磁器も見つかった。史料館には、神事の手順などを記した古文書がある。

 両館の学芸員を務める柳川英司さん(49)は「中世の出土遺物が多い県内で、前宮周辺は特に大量に出土している。中世遺跡発掘の成果を見てほしい」と話している。

 ともに午前9時〜午後4時半。問い合わせは市八ケ岳総合博物館(電話0266・73・0300)へ。

写真説明:茅野市の遺跡からの出土品が並ぶ、八ケ岳総合博物館の企画展会場

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