県書道展70回記念の拓本展、長野で始まる

2017/09/23 10:13
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 県書道展(県、県教委、県書道協会、信濃毎日新聞社主催)が今年、第70回を迎えたのを記念する展覧会「甲骨から唐代の名品拓本展」が22日、長野市生涯学習センターで始まった。紀元前1300年ごろから紀元後772年まで、各時代の書家の文字が刻まれた石碑や青銅器などを写し取った77点を展示している。

 作品は拓本研究家の伊藤滋さん(東京)の所蔵品。甲骨文字が使われた中国・殷(いん)の時代から、唐の時代まで約2千年の文字の変遷をたどることができる。県書道展の川村龍洲運営委員長は「有名な碑の拓本が多く、書を学ぶ人が手本にしている文字と出会え、刻まれた碑などの大きさや形も感じられる」と話す。

 会場には、床から天井まで届く拓本もあり、来場者は一点ずつじっくりと眺めていた。市内の会社員女性(39)は「これだけ多くの拓本があると迫力があり、時代ごとに比較もできて面白い。文字そのものがモダンでおしゃれだと思った」と話していた。

 24日まで。同日午後2時から伊藤さんの講演会「拓本の魅力の世界」も開く。無料。

写真説明:歴史を刻んださまざまな文字の拓本に見入る来場者ら

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