南相木との絆が生んだ絵 小諸で白鳥映雪さん作品展

2017/09/19 09:54
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 小諸市出身の日本画家、白鳥映雪さん(1912〜2007年)の終戦後間もないころの作品などを並べた「『絆』南相木村の白鳥映雪作品展」が18日、同市立小諸高原美術館で始まった。白鳥さんは、太平洋戦争時に従軍画家として戦地に赴き、戦争末期に帰国。尋常小学校の恩師を頼って南佐久郡南相木村を度々訪れ、村人たちの支援を受けながら創作した。村民らが所有する作品を中心に約110点を展示している。

 当時の農村の風景や、羽衣をまとった天女がモチーフの仏画など、美人画を大成させる以前の作風を見ることができる。同館が所蔵する後年の代表作も並べた。

 この日は開幕式典があり、村関係者や白鳥さんの親族ら約20人が出席。白鳥さんの三女白鳥アキ子さん(66)=東京都世田谷区=は「世に出る礎となった作品の多くは、南相木村の人々との絆が生んだもの。たくさんの人に知ってほしい」と話していた。

 同展は10月25日までの午前9時〜午後5時。入場料は高校生以上500円、小中学生は250円。10月9日を除く月曜と同月10日は休館。9月24日午前10時からは、白鳥さんが当時頼ったという恩師の猿谷知城氏についての講演会もある。問い合わせは小諸高原美術館(電話0267・26・2070)へ。

写真説明:南相木村の風景など若き日の映雪さんの作品に見入る来館者

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