県信濃美術館 休館前最後の展覧会

2017/09/17 10:22
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 全面改築のため長期休館に入る県信濃美術館(長野市箱清水)で16日、休館前の最後の展覧会「クロージングネオヴィジョン新たな広がり」が始まった。51年の歴史を刻んだ同館の建物の美しさを模型や設計図で見つめ直したり、県内ゆかりの若手作家を特集したりする3部構成。館内を各部でエリアに分け、作品を展示している。

 同館は建築家の故林昌二氏が設計し、1966(昭和41)年に完成。第1部は、林氏が美濃和紙に書いた設計図や、曲面で構成した同館の屋根を6分の1サイズにした模型を展示した。第2部は、同館所蔵の約4千点から来館者の投票などで選んだ日本画や油彩など24点を展示。第3部は、県内在住、出身の30〜40代の作家7人の約50点を集めた。

 この日は第3部の7人によるトークイベントがあり、同館の建物をテーマにした写真を出品した松本市出身の写真家篠田優さん(31)が、改築後についても「信濃美術館を撮り続けたい」と語った。

 同館は、今月30日の展覧会閉幕後に休館する。来年2、3月には、イベント開催に伴う一時開館がある。

写真説明:会場入り口に展示された信濃美術館の屋根の模型

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