ちひろの信州、作品で紹介 松川村で企画展

2017/09/16 11:48
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 安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村)と信濃毎日新聞社は16日から、企画展「ちひろと旅する信州」を同館で開く。絵本画家いわさきちひろ(1918〜74年)にとって両親の故郷であり、終戦を迎えた場所でもある信州との関わりを作品と共に紹介する。

 ちひろは東京育ちだが、両親が生まれた松本市など県内各地を頻繁に訪れていた。戦後に両親が移住した松川村では田園風景などをスケッチしており、会場にはそうした作品を含む約80点が並ぶ。

 上水内郡信濃町にはアトリエを兼ねた山荘を構え、自然豊かな環境に身を置いて絵本作りに没頭した。展示作の一つで、絵本「あかまんまとうげ」の表紙になった少女の絵は、信州の新緑を思わせる鮮やかな緑色の背景が印象的だ。同館の広報担当者は「ちひろにとって信州が創作の源になっていたことが見て取れる」と話している。

 4月に開館20周年を迎えた記念として3月から順次開催してきた企画展の第4弾。今回が最後で期間は11月7日まで(9月27日は休み)。午前9時〜午後5時。大人800円、高校生以下無料。

写真説明:松川村の田園風景を描いた水彩画(左上)など、信州ゆかりのちひろの作品が並ぶ会場

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