「コミカル北斎」楽しんで 小布施の北斎館で特別展

2017/09/03 10:33
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 江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎(1760〜1849年)の作品を収蔵展示する上高井郡小布施町の北斎館は2日、北斎がありとあらゆるものをスケッチした絵手本「北斎漫画」に焦点を当てた特別展「北斎漫画の世界」(信濃毎日新聞社共催)を始めた。こっけいに描かれた人や動物もあり、同館は北斎のユーモラスな一面も知ってほしい、と来場を呼び掛けている。

 北斎漫画は初編から15編まであり、人や動物、鳥や魚などのほか、装束の文様や想像の国の人物などさまざまなものが描かれている。会場には版本のほか、版本を1ページずつ額装にした展示もある。

 19世紀ごろに流行したとされる奴(やっこ)踊りの一つ「すずめ踊り」の絵は、33通りのポーズが描き分けられている。鎌や包丁、陶磁器といった身の回りの生活用具の絵は数多い。口が突き出たタコや手足が長い想像上の人間などもあり、学芸員の荒井美礼(みゆき)さん(28)は「風景画とは違い、思わず笑ってしまうような絵もある。コミカルな北斎の絵を楽しんでほしい」と話す。

 11月27日までの午前9時〜午後5時。大人千円、高校生700円、中学生以下無料。問い合わせは北斎館(電話026・247・5206)へ。

写真説明:葉や人、道具などさまざまなものの描き方を紹介する北斎漫画の特別展

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