岡谷の映画館、熱視線 富士見ロケ2作品、応援上映も

2017/09/02 11:18
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 富士見町でロケが行われた映画「忍びの国」(中村義洋監督)が、諏訪地方で唯一上映中の「岡谷スカラ座」(岡谷市)で人気を集め、上映を始めた7月1日からの観客が約3千人に上っている。人気グループ「嵐」の大野智さん主演ということもあり、「今年上映する作品のトップ5に入るだろう」と同映画館。上映は8日で終えるが、6日午後7時からの回は同映画館初の「応援上映」とし、観客が画面に声援を送ったり、ペンライトを振ったりして観賞できるようにする。

 忍びの国は、戦国時代の伊賀忍者が織田信長の軍勢に知略や忍術で立ち向かう物語。富士見町では、森の中での合戦シーンが撮影された。

 岡谷スカラ座は、ジャニーズ事務所所属で若い世代に人気がある大野さんの主演作品であることや、地元でロケが行われたことを踏まえ、上映開始直後の1週間は二つのシアターで1日計8回上映した。2D版と3D版がある作品は二つのシアターで上映することもあるが、通常作品の1日4、5回に比べると破格の態勢で臨んだ。

 松下京一支配人(36)は「ジャニーズファンの若い女性だけでなく、時代劇を好むお年寄りまで幅広い観客が足を運んでいる」と話す。

 6日の応援上映は新しい映画観賞スタイルとして徐々に広まっているといい、映画を見ながらシアター全体で盛り上がろうという趣旨だ。岡谷スカラ座はコスプレでの来場も呼び掛けており、2番目に大きい161席のシアターを使う。全席指定(通常料金)でチケット販売は2日から。

 同映画館では8月26日、映画「関ケ原」(原田真人監督)も1日5回上映でスタート。忍びの国と同様に富士見町で行軍の場面などのロケが行われた作品で、松下さんは「本格的で腰の強い歴史映画」と話す。主人公の石田三成を人気グループ「V6」の岡田准一さんが演じており、出足は好調という。

 諏訪地方は、時代劇にとどまらず映画のロケ地となるケースが増えており、松下さんは「映画を通して地域の魅力を再発見してもらえればうれしい」と話している。

写真説明:岡谷スカラ座が館内に張りだした6日の「応援上映」の案内

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