小布施と須坂で「妖怪夜会」 高井鴻山にちなみ企画

2017/08/29 10:01
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 小布施町の豪農商高井鴻山(こうざん)(1806〜83年)の書斎などを保存する高井鴻山記念館は9月2日、同館で肝試しや怪談話などをする催し「妖怪夜会」を開く。江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎を小布施に招いたことで知られる鴻山が晩年、数多くの妖怪画を描いたことにちなみ企画。須坂市中央公民館でも有志らが9日、妖怪夜会を開き、肝試しを行う。

 小布施町での催しは2012年から始まり、6回目。記念館の庭園を使って肝試しをするほか、「穀蔵(こくぐら)」では館内の催しの運営などを手伝う有志の「高井鴻山記念館友の会」のメンバーらが怪談を披露する。穀蔵と「文庫蔵」では鴻山が描いた妖怪画も展示。同館は「3歩歩けば妖怪が出てくる。記念館は今春リニューアルしたので、この機会にぜひ足を運んでほしい」としている。

 須坂市では、小布施町での盛り上がりを受け、15年から有志の実行委員会らが妖怪夜会を開催。15、16年は市内の奥田神社境内で開いたが、今年はより広い市中央公民館の1〜3階で開く。実行委に加わる同市中町の雑貨店「ヤンネ」店主、中沢定幸さん(52)は「屋内の閉鎖された空間で、今まで以上に何が出てくるか分からない怖さを用意する」と意気込む。

 催しはともに午後6〜9時で、無料。当日は会場で整理券を配る。須坂では1組5人までの入場優先券を3千円(妖怪グッズ付き)で販売中。問い合わせは小布施は高井鴻山記念館(電話026・247・4049)、須坂は中沢さん(電話090・8328・5899)へ。

写真説明:妖怪にふんして須坂の「妖怪夜会」のチラシを手にする実行委員のメンバーたち

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