伊那谷ゆかり12人の作品展示 伊那で若手支援の企画展

2017/08/28 10:04
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 伊那谷出身・在住の作家12人による展示会「谷にふく風」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。地元ゆかりの若手芸術家を応援しようと同館などが主催し3年目。絵画や写真、切り絵など、多彩なジャンルで自由に表現した約100点が並ぶ。

 飯田市の東田優さんの「誰も知らないパレード」は、縦約65センチ、横約90センチの色鉛筆画で、ビルが立ち並ぶ街の夜空を巨大な鯨が悠然と泳ぐ。鯨の背には鬼やてんぐなどを色とりどりに描き、空想を誘う。

 高遠町出身の伊藤三園さん(神奈川県)は、黒い折り紙をデザインナイフでカットした切り絵を展示。季節ごとの草花のほか、鳥、猫など身近な動物について、花びらや葉の一枚一枚、鳥の羽毛の質感まで細密に表現した。

 ほかに飯田下伊那地域の伝統工芸「水引」を使った作品などもある。同館学芸員の小松由以さん(28)は「それぞれ熱がこもった作品で目が引かれる」と話している。

 9月30日までの午前9時〜午後5時。一般500円、小中学生150円。毎週火曜と9月20、25日休館。

写真説明:伊那谷ゆかりの作家12人の作品が並ぶ展示会場

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