欧州近代登山と日本の関係 信大付属中央図書館で展示

2017/08/26 11:39
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 信州大付属中央図書館(松本市)で、国民の祝日「山の日」(8月11日)を記念した特別展示が開かれている。昨年に続き2回目で、「ヨーロッパ近代登山と日本」をテーマとした18〜20世紀の書物と図版計約20点を展示。学生や市民に、登山の歴史に関心を持ってもらう狙いだ。

 18世紀のヨーロッパアルプスの旅行記や、近代スポーツ登山の歴史を紹介する本、日本アルプスを世界に紹介した英国人ウォルター・ウェストンによる北アルプスの紀行文などを、著者や資料の説明文とともに展示。これらは信大の前身の一つ、旧制松本高校OBの故小谷隆一さんが図書館に寄贈した約8千冊に及ぶ山岳図書「小谷コレクション」から選んだ。

 特別展示は「書物で繙(ひもと)く登山の歴史」と題した企画の第1弾にも位置付けている。「書物を通じ、登山の歴史に興味を持ってもらいたい」と担当者。今後も継続的に、登山の歴史の理解につながる書物を展示する計画だ。

 10月3日まで。一般の人も見ることができ、入場無料。9月27日午後0時20分から、渡辺匡一・信大付属図書館長が展示資料を紹介する「昼どきセミナー」があるほか、10月3日午後6時からは元県警山岳遭難救助隊長の中嶋豊さんが「秋山・冬山安全登山」をテーマに講演する。

 問い合わせは平日に同中央図書館(電話0263・37・2177)へ。

写真説明:「ヨーロッパ近代登山と日本」をテーマにした書物や図版が並ぶ特別展示

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