東信のクラシックファンらグループ設立 佐久で20日演奏会

2017/08/02 11:02
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 東信地方のクラシック音楽ファンらが、音楽に親しむ文化を地域に根付かせようと、グループ「しなの音の輪」をつくり、20日、佐久市の佐久平交流センターで初めて演奏会を主催する。今後、会員を募りながら、県内外からプロの演奏家を招き、さまざまな演奏会を企画していく。第1弾は「喜劇オペラとフレッシュコンサート」と題し、プロの若手歌手による歌曲と、ベテラン歌手を交えたオペラを上演する。

 グループは4月、東御市のピアニスト大森晶子さん(61)の呼び掛けで、東信地方のクラシック音楽ファンや演奏家らが集まり設立。人の輪を大切にしてクラシック音楽の楽しさを広めたいと、グループ名に「音の輪」と付けた。事務局は大森さんが受け持ち、会長に上田市在住の元県教育長、矢嶋広道さんが就いた。現在は佐久市や上田市、都内などの90人余が会員登録している。

 県内でプロの本格的なクラシック演奏会が開かれる機会は少ない上に、著名な演奏家が出演しても空席が目立つことがあるという。「お金を出して生のクラシック音楽を聞く文化を、草の根の活動で根付かせたい」と大森さん。「本当に楽しいものでなければ、一度足を運んでもらえても離れてしまう」とプロの演奏家にこだわっていく。

 20日の演奏会は2部構成。第1部は佐久市出身の高橋宏典さんら若手歌手4人がそれぞれ2〜3曲の歌曲やアリアを歌う。伴奏は大森さんが務める。第2部はイタリアの作曲家ガエターノ・ドニゼッティの喜劇オペラ「リタ」を上演。喜田健司さんの演出で、昭和音大准教授の柴山昌宣さんらベテランが出演。主人公リタの夫役は佐久市出身の井出司さん、ピアノ伴奏は長野市出身の水沢梨沙さん、大町市出身の松田紫帆さんと、県内出身の若手が務め、演奏会を成長の機会にしてもらう。

 午後2時開演。一般3千円(当日3500円)、高校生以下2千円。チケットはヒオキ楽器佐久平店と上田店、コミュニティテレビこもろ西館などで扱う。問い合わせは平日午前9時〜午後3時に、しなの音の輪(電話090・1765・0426)へ。

写真説明:主催する演奏会やグループの運営について話し合う「しなの音の輪」のスタッフたち

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