海野宿保存会、26日講演会 古民家再生の第一人者招き

2017/08/01 11:09
ODEK2017080100853901.jpg

 東御市本海野にある海野宿の景観維持などに取り組む海野宿保存会は8月26日、古民家再生の第一人者で東洋文化研究家アレックス・カーさん(米国出身)の講演会を同市中央公民館で開く。海野宿が国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれてから30年を迎えたことを記念して企画した。

 日本を拠点に活動するカーさんは、これまで徳島県や京都府で古民家再生に携わり、趣のある外観を残しながら床暖房など現代の機能を取り入れた施設にすることで、再活用を成功させてきた。講演会では「古民家・空き家再生による地域活性化の道」と題して話す。

 江戸時代初期の1625(寛永2)年に開いた海野宿は2025年に開宿400年の節目を迎える。同保存会には、大きな区切りを前に海野宿の魅力を見つめ直し、地域づくりに生かしていく機運を住民の間に高めていこうという狙いがある。

 「住民の代替わりが進み、海野宿を今の形で残していこうという気概は薄れつつある」と海野宿保存会の宮下知茂会長(74)。カーさんの講演を機に「海野宿の価値や景観美について考えるきっかけになればいい」と期待している。

 午後3時〜4時半。入場無料、申し込み不要。定員300人。問い合わせは市教育委員会(電話0268・75・2717)へ。

写真説明:昔ながらの町並みが守られている東御市の海野宿

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ