上田市郊外でも演劇を 出張公演、初回は武石で24日

2017/07/20 11:03
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 上田市で芸術文化の振興に取り組む任意団体「シアター&アーツうえだ」が今月から月1回のペースで、市郊外に出向いて演劇を上演する「出張マンスリーシアター」を始める。同団体が市中心部の海野町商店街で運営する民営文化施設「犀(さい)の角(つの)」では演劇公演や音楽ライブを開いている。今回、なかなか犀の角に来られない人にも演劇を楽しんでもらおうと企画。初回は24日に同市下武石の「武石ともしび博物館」で公演する。

 犀の角は、街なかで気軽に演劇や音楽などを楽しめる場所をつくろうと、昨年9月にオープン。今年3月からは舞台演出家や俳優が、同施設のカフェや併設したゲストハウス(宿泊所)で働きながら、演劇を制作して発表する試みを始めた。4月から月1回、犀の角で演劇を公演している。「出張マンスリーシアター」はその取り組みの一環だ。

 上田市在住の演出家仲田恭子さん(41)=静岡県出身=は1カ月の3分の1を犀の角で寝泊まり。犀の角で働きながら創作活動に取り組んでいる。4月から演劇の発表を始めたものの「犀の角での公演は平日の夜が多く、来られる人が限られる」と言う。今回の企画は、武石地域や真田地域など市中心部から離れた地区に住む住民にも、身近な場所で演劇に親しんでもらうのが狙いだ。

 24日は深刻なテーマを独特のユーモアで描く演劇「ブラックユーモア三人芝居」を上演する。演出する仲田さんは「演劇を見たことのない人や見る機会の少ない人に来てほしい」と来場を呼び掛けている。午後7時開演。入場料は一般千円、大学生以下500円。問い合わせは犀の角(電話0268・71・5221)へ。

写真説明:「出張マンスリーシアター」の案内チラシを手にする仲田さん

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