塩尻→諏訪「狼煙リレー」 29日初の連携14カ所つなぐ

2017/07/19 11:02
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 諏訪地方の城跡などでのろしを上げる「狼煙(のろし)リレー」を続けている市民団体が、初めて塩尻市の団体と連携し、29日に塩尻市8カ所、岡谷、諏訪両市6カ所をのろしでつなぐ。のろしは戦国大名の武田信玄が情報伝達に使ったとされ、将来、武田領と徳川領の境だった下伊那地方から武田氏の本拠地・甲府市までをつなぐ狼煙リレーをしたい―と夢を膨らませている。

 諏訪側の団体は、諏訪市の武田信玄狼煙(のろし)会諏訪支部と市内の史跡保存団体などでつくる実行委員会。2008年にのろしを上げるイベントを始め、9回目の今回は塩尻市側と日程を合わせ、29日に実施する。同市塩尻東地区の住民らが2015年に狼煙リレーを始めた際、諏訪側が支援した縁で実現した。

 当日は午前9時に塩尻市でリレーを始め、9時20分ごろに同市の「いの字山」麓でのろしが上がる。これを岡谷市湊の小坂城跡で確認し、11時に諏訪側のリレーをスタート。諏訪市郊外の大見山、豊田の有賀城跡、桜ケ丘の高嶋城跡、中洲の武居城跡、四賀の桑原城跡とつなぐ。将来の山梨県境までのリレーを念頭に、茅野市玉川の粟沢城跡で桑原城跡ののろしが見えるかどうかも確認する。

 狼煙リレーは伊那谷や木曽谷、山梨県などでも行われており、同支部は連携に向けて交流を進めている。支部代表の秋山大一さん(58)=諏訪市末広=は「19年の甲府開府500年を一つのタイミングとして連携を実現したい」と話す。

 実行委は当日ののろし上げの参加者を募集。諏訪市高島の高島城天守閣では、のろしの見学と解説もある。申し込み、問い合わせは秋山さん(電話090・3567・9450)へ。

写真説明:2015年11月に塩尻市の塩尻東地区で行われた「のろしリレー」。今回は諏訪地方までのろしをつなぐ

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