ジブリ作品の背景画も展示 松本で山本二三さん作品展

2017/07/15 12:12
ODEK2017071500845301.jpg

 スタジオジブリなどのアニメ作品の背景画家・美術監督を務める山本二三(にぞう)さん(64)の作品展が15日、松本市美術館で始まる。「天空の城ラピュタ」「火垂(ほた)るの墓」などの名作の背景画やスケッチなど約220点を展示。今回の作品展に合わせて描いた新作「葉月の松本城」も披露する。

 山本さんは長崎県出身で、24歳で宮崎駿監督作品の美術監督に抜てきされた。細田守監督のアニメ映画「時をかける少女」の背景画も手掛けた。取材を徹底して「暑さ、寒さ、高揚感を出して監督のイメージを具現化する」と言い、湿度まで伝わってくるような深緑の森、人の営みを緻密に描いた風景などが目を引く。

 14日の内覧会では、宮崎監督から雲の表現を見込まれてラピュタの制作に加わった逸話を紹介。4月下旬に松本市で撮った写真を基にした「葉月の松本城」は積乱雲も描き、「爽やかで気持ちいい」夏の松本を表現した。山本さんは「初期から新作までの変化から、継続の大事さも見てもらえたらうれしい」と話す。

 9月18日まで。一般千円、大学・高校生800円。中学生以下無料。7月15日は図録を購入した先着40人に、午後3時ごろから山本さんがサインする。

写真説明:「葉月の松本城」を前に話す山本さん

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ