日本の絵本100年、原画140枚展示 松川村のちひろ美術館

2017/07/08 11:49
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 安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村)と信濃毎日新聞社は8日から、開館20周年記念の企画展「日本の絵本100年の歩み」を同館で開く。大正期に描かれた芸術性の高い絵雑誌から、絵本が数多く出版された1950〜60年代の名作、最近の人気作まで、日本人絵本画家59人の原画など約140枚が並ぶ。

 1918(大正7)年から年代順に展示し、戦時下で発行された児童雑誌の実物などには日の丸や軍隊の絵が目立つ。一方、戦後の作品では、「スーホの白い馬」(絵・赤羽末吉)や「みんなでしようよ」(絵・いわさきちひろ)など、子どもに希望を与えようと画家や出版社が出版に熱を入れた名作を展示する。学芸員の原島恵さん(47)は「社会の動きとともに絵本がどう変わっていったかを見てほしい」と話している。

 館内では、企画展「いわさきちひろの歩み」も同時開催する。ちひろが戦前に描いた最古の油彩画や、遺作となった絵本「戦火のなかの子どもたち」の原画を展示する。

 9月12日まで(7月26日休み)。午前9時〜午後5時。入館料は大人800円、高校生以下無料。

写真説明:安曇野ちひろ美術館の企画展会場。約100年前から現代までの絵本原画などが並ぶ

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