親子の会話生む人形劇を 下諏訪で8・9日「まつり」

2017/07/05 10:20
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 下諏訪町と町教委は8、9日、県内外の人形劇団が出演する「しもすわ人形劇まつり」を下諏訪総合文化センターで開く。2007年に始まって11回目。アマチュア8団体とプロ2団体が出演する。練習に励む地元の劇団員らは「鑑賞後に、親子の会話が生まれるような劇を見せたい」と意気込んでいる。

 出演するのは、アマチュアが諏訪市の2団体と茅野市、飯田市、佐久市、松本市、伊那市、中野市の各1団体、プロは名古屋市と安曇野市の各1団体。毎回参加している諏訪市の「人形劇団赤とんぼ」は今回、「こぶとりじいさん」を基にした「こぶじいさん」を上演する。こぶのあるおじいさん2人が登場し、心が広い1人は鬼にこぶを取ってもらい、心の狭いもう1人はこぶを付けられる粗筋だ。

 40〜70代の団員6人は5月下旬から週1回、代表の小松義春さん(75)宅に集まって練習を重ねてきた。本番前最後となった1日は、手作りした「おじいさん」や「親分の大鬼」の人形を手にはめ、舞台の奥行きを活用してダイナミックに動かした。物語の流れや、苦手なせりふを念入りに確認した。

 赤とんぼは1972(昭和47)年に発足。当初は団員が30人ほどおり、年30回近く、北は秋田県から南は沖縄県まで出かけて上演した。テレビの普及もあって、発表機会は減ったが、小松さんは「命を吹き込まれたかのように生き生きと動く人形を子どもたちに見せたい」と話す。

 8日は午後1時半〜4時、9日は午前10時〜午後0時半。プロ劇団は8日が名古屋市の「人形劇団むすび座」、9日が安曇野市の「ホーボーズ・パペットシアター」が出演する。それぞれ発足から50年目、30年目を迎えた歴史のある人形劇団だ。入場券は2日間共通で500円(中学生以下無料)。問い合わせは下諏訪総合文化センター(電話0266・28・0018)へ。

写真説明:しもすわ人形劇まつりで操る「大鬼」の動きを確かめる小松さん

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