富士山に焦点 小布施の北斎館が特別展

2017/07/02 10:35
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 上高井郡小布施町の北斎館は1日、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎が富士山を描いた作品に焦点を当てた特別展「富士に挑んだ北斎」(信濃毎日新聞社共催)を始めた。代表作「富嶽(ふがく)三十六景」や版本「富嶽百景」などの計約100点を展示。さまざまな構図で描いた富士山を見比べてもらおうとの趣向だ。

 晴れた山頂付近と黒雲に覆われた裾野が対照的な「山下白雨(さんかはくう)」や、手前に諏訪湖、奥に富士山を描いて遠近を表現した「信州諏訪湖」などの作品が並ぶ。荒井美礼(みゆき)学芸員(28)は「北斎が人生の大きなテーマだった富士山をどのように描いたのかを見て楽しんでほしい」と話していた。

 他に、夏を感じさせる北斎の肉筆画も。スイカの切り口にぬれた紙を置いてみずみずしさを表現した「西瓜(すいか)と包丁」や、海の浜辺で潮干狩りを楽しむ人を描いた「潮干狩り」などを展示している。

 特別展は8月28日までの午前9時〜午後6時。大人千円、高校生700円、中学生以下無料。問い合わせは北斎館(電話026・247・5206)へ。

写真説明:富嶽三十六景などの作品が並ぶ特別展

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