発達障害の子持つ親ら集いの場を 上田の天田さん開設へ

2017/06/30 11:06
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 発達障害の子どもを持つ上田市の主婦天田(あまた)かよ子さん(47)が7月1日、発達障害の子どもを育てる親らが集うスペース「こども支援SSE」を同市中央3に開く。自身と同じ身体障害者らの支援活動に取り組む井出今日我(きょうが)さん(27)=上田市上田原=も、同じ場所を共有して活動する。

 「こども支援SSE」は60平方メートルほどの平屋に設け、平日の午前10時〜午後4時に天田さんが常駐する。会員制で、行政のサービス内容や相談窓口などを、天田さんが自身の経験などを基に紹介する。療育に関する書籍や絵本も置く予定。市内での講演会で井出さんと知り合った天田さんが、井出さんの活動を応援したいと共有を申し出た。

 井出さんは、筋肉が徐々に衰える難病、デュシェンヌ型の筋ジストロフィーを患い、重度訪問介護を受けている。スペースでは、障害者の情報交換などのために、自ら立ち上げた「CIL上田Groping(グローピング)」の交流イベントも開く。

 沖縄県出身の天田さんは以前、同県浦添市社会福祉協議会に勤め、週末は自閉症などの子どもを預かる取り組みをしてきた。8歳の長男は発達障害がある。夫の転勤で各地に引っ越し、昨年4月に都内から上田市に移り住んだ際は、長男の支援を受けるための情報収集に苦労した。「同じ悩みを持つ人がいると知るだけでも、心にゆとりが生まれる。気軽に見学に来てほしい」と呼び掛けている。

 井出さんは「障害者、健常者の壁をなくし、つながるきっかけにしたい」と話している。スペースは不定休。問い合わせは天田さん(電話080・2145・9781)へ。井出さんは常駐しないため、事前連絡(電話090・3098・0554)が必要。

写真説明:「こども支援SSE」の入り口に立つ天田さん(右)と井出さん

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