皇后さまの養蚕道具など展示へ 駒ケ根シルクミュージアム

2017/06/29 11:24
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 駒ケ根市の駒ケ根シルクミュージアムの特別展「皇室の御養蚕と信州」が7月15日に始まる。皇后さまが皇居・紅葉山御養蚕所で実際に使われる養蚕道具や、育てている蚕と同じ品種「小石丸」の繭の標本など、宮内庁所蔵を含む約70点を展示する計画。23日には、御養蚕所の代田丈志主任(下伊那郡下條村出身)が「皇室の御養蚕について」と題して講演する。

 皇居での養蚕は、明治時代から歴代皇后が受け継いでいる。特別展では、皇后さまがわらを網目状に編んだ「蔟(まぶし)」などを展示する予定。同館によると小石丸は県内が原産との説もあるといい、そうした信州と皇室の養蚕の関わりにも光を当てる。

 同館は皇后さまの養蚕の様子を写したパネルを展示しており、更新に合わせて同庁に特別展への協力を依頼した。関宏夫館長(76)は「皇室の養蚕に関わる品が見られるめったにない機会」とし、来場を呼び掛けている。

 8月20日まで(水曜休館)。高校生以上300円、小中学生100円。講演会は同館隣の「駒ケ根ふるさとの家」で7月23日午後1時から。無料。定員100人で要予約。問い合わせは同館(電話0265・82・8381)へ。

写真説明:特別展のチラシと関館長

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