池田町は7月2日、雑貨や農産物、菓子などの品を作り手が持ち寄って販売する「安曇野手しごとマルシェ」を、同町池田のセコニック安曇野事業所駐車場で開く。地域おこし協力隊員の鈴木俊輔さん(32)が、地域を盛り上げようと初めて企画した。当日は、布・革・木工製品やアクセサリー、ポストカードなどを扱う町内外の27軒が並ぶ。
パンやソーセージ、エスニック料理などの食事を出す店や、せっけんを飾り付ける「せっけんデコパージュ」、ラベンダーのリース作りなど体験講座を開く店もある。午前10〜午後4時。入場無料。
マルシェは毎月第1日曜日に定期開催する予定。9月までは出店料を無料とし、その後は1軒2千円を基本に支払ってもらう予定だ。鈴木さんら町の地域おこし協力隊員が運営する。1〜3月は休む。
鈴木さんは、隊員の任期が切れる予定の2019年1月以降、マルシェの運営をなりわいの一つにするつもりだ。「町から出ていく若者が多い中、人が集まり、交流する場にしたい」と話している。
問い合わせは鈴木さん(電話090・9307・6146)へ。
写真説明:初開催する「安曇野手しごとマルシェ」のチラシを手にする鈴木さん