ヒマワリ油を長和の特産品に 町の物産館で発売

2017/06/23 11:15
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 長和町の地域おこし協力隊員らでつくる任意団体「ながわ特産カンパニー」は、町民が景観美化活動を兼ねて栽培した搾油用ヒマワリ「春(はる)りん蔵(ぞう)」の種を買い取って作ったヒマワリ油を、町の物産館兼観光案内所「とびっ蔵」で発売した。昨年8月に特産品を開発しやすい態勢づくりを目的に発足した同カンパニーが初めて扱う商品だ。

 ヒマワリ油販売の責任者で、地域おこし協力隊員の東久保貴之さん(44)によると、春りん蔵の油には、血液中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあるとされるオレイン酸や、ビタミンEが多く含まれている。発売したヒマワリ油は添加物を使っていないといい、生でサラダにかけたり、ボディーケア用として使ったりするために買い求める女性客もいるという。

 ヒマワリ油の販売は、3年ほど前から町が景観美化や遊休農地活用を目的に進めている「ひまわりプロジェクト」の一環。昨年、町が初めて「春りん蔵」の種を町内の農家など7軒に配布。同カンパニーがヒマワリから採れた種を1キロ210円で、計666キロ買い取った。

 町役場に隣接する町活性化施設「蔵」で搾油・精製している。機械は県の地域発元気づくり支援金を活用して購入した。障害者の雇用創出にもつなげたいと、種を取り出して選別する作業や計量は、同町古町の障害福祉サービス事業所「ぶらっと」に委託した。

 商品のラベルのデザインも町内の女性が手掛けている。ヒマワリの栽培から油の生産、販売まで全て地元の人たちが携わる仕組みが出来上がった。東久保さんは「今後はさらに搾油量を増やしていきたい」と話している。

 ヒマワリ油は500本ほどを売り出す予定。価格は1本(275グラム入り)850円。問い合わせはとびっ蔵(電話0268・75・1082)へ。

写真説明:ヒマワリ油を手にする東久保さん

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