没後10年、高橋節郎さんの漆芸展 安曇野の記念美術館

2017/06/18 09:45
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 安曇野市の安曇野高橋節郎記念美術館で17日、市出身で文化勲章を受章した漆芸家高橋節郎さん(1914〜2007年)の没後10年の企画展「わたしのうるし」が始まった。個人所有や未発表の作品など約60点を展示している。

 高橋さんは東京美術学校(現東京芸大)研究科を修了。デザイナーとして勤めた民間企業を1953(昭和28)年に辞めて創作に専念した。翌年、高橋さんの後援会が発足。故郷の人たちが作品を買い、活動を支えた。

 会場には、チョウをモチーフにした色鮮やかな屏風(びょうぶ)や漆に砂を混ぜて描いた抽象画のような漆芸作品の他、安曇野の風景を描いた墨彩画やデッサンなども。この日は開会式と内覧会があり、約60人が作品を鑑賞した。所蔵作品を出品した都内のライター高橋克典さん(64)=安曇野市出身=は「どの作品も保存状態がいい。地元の人に大切にされてきたことがよく分かる」と話していた。

 8月20日まで。一般600円、高校・大学生400円。

写真説明:大型作品も並ぶ企画展「わたしのうるし」会場

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