劇団唐組、長野で17・18日公演 14日から関連イベント

2017/06/14 10:59
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 劇作家・唐十郎さん主宰の劇団唐組による「ビンローの封印」の長野公演が17、18日、長野市城山公園で開かれる。市民有志や市内文化施設でつくる「門前文化会議」が同劇団と共に主催する。長野公演は3年連続で、地元住民が手弁当で劇団員の食事や宿の手配に協力するのが特徴。公演する「紅(あか)テント」や舞台の設営を手伝う体験もできる。

 門前文化会議事務局の石川利江さんによると、長野公演は1989年からJR長野駅東口の旧国鉄工場跡地や若里公園などで10回ほど開催。市内の唐さんのファンらが毎回、食事の差し入れやチケット販売などに協力してきた。城山公園に会場を移した2015年からは、地元の箱清水区も団員の宿舎や食事を提供している。

 「唐組の役者さんが1週間ぐらい滞在し、ほこりだらけになってテントの設営や解体をする姿は目に付く。ファンと団員が一緒に夕食を囲むなどの交流も多く、応援したくなるのかもしれない」と石川さん。テントや舞台の設営体験は、同会議の増沢珠美さん(46)が、こうした劇団の「準備も含めた全体のすごさを、多くの人に感じてほしい」と昨年始めた企画だ。

 「ビンローの封印」は17、18日とも午後7時開演。台湾沖で国籍不明の海賊に襲われた漁師がその後、海賊の女に再び出会い、不思議な世界に引き込まれる―との物語で、実際にあった事件が元になっている。チケットは前売り3500円、当日3600円(学生3千円)。購入の問い合わせはISHIKAWA地域文化企画室(電話026・217・0608)へ。

 テントと舞台の設営体験は14〜16日の各日午後2〜7時に同公園で。参加無料。14日午後7時からは、箱清水御幸町公民館で劇団と夕食を食べる「唐組歓迎会」もあり、会費は2千円。ともにナノグラフィカ(電話026・232・1532)に申し込む。

写真説明:前回の長野公演前、市民も参加して行った劇団唐組のテント設営=昨年5月、長野市城山公園

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