ビアガーデンで街元気に 飯田城跡の旅館で1日開業

2017/05/30 11:08
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 かつて飯田城があった高台にある飯田市追手町の老舗旅館「三宜(さんぎ)亭本館」に6月1日、ビアガーデンがオープンする。地元飲食業者の組合などによると、現在、市内にビアガーデンはない。同旅館経営者の弟で市内で飲食店を経営する児島弘和さん(38)が、市街地を見下ろす立地を生かそうと構想を温めてきた。

 29日は、地元の飲食業者ら60人余を招いたプレオープン営業があった。5階建ての建物の屋上からは飯田市街が一望できる。「天空のビアガーデン」と銘打って、伊那谷に広がる夜景や星空を名物にしていく考え。焼き肉文化が浸透している飯田らしく、マトン(羊肉)などのバーベキューを中心に提供する。

 若者の嗜好の変化もあり、市街地の飲食店の利用者は減少傾向。児島さんは「ここで夜景を楽しんだお客さんに街なかに繰り出していってほしい」と期待する。

 旅館屋上はこれまで利用されておらず、60〜80人を収容できるよう、テーブルや椅子を新たに設置した。完全予約制で、9月末までの営業を予定する。春と秋の日中の営業も構想しており、児島さんは「春は花見、秋は紅葉ときのこ鍋を楽しめるようにしていきたい」と話している。

 問い合わせや予約は児島さん(電話080・3088・2707)へ。

写真説明:飯田市街を見渡す屋上でジョッキを重ねる招待客ら=29日

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