南相木で移住体験を 空き家を整備、1週間滞在可

2017/05/24 10:31
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 南相木村が、村役場の近くの空き家を使って整備していた移住定住促進施設「たまる家」が完成し、23日、村民らに向けた内覧会が開かれた。6月1日からは、同施設に最長1週間、無料で滞在できる。

 施設は、敷地約940平方メートル、木造2階建て延べ約290平方メートルで、畳と板の間の計8部屋がある。江戸時代末期に建築され、約20年前から空き家だったが、現在は村が所有している。整備に当たっては、耐震工事を施しながらも、建物のはりや柱などは活用。洗面所や風呂場は県産ヒノキを使って新しくした。総事業費は約5200万円で、約2300万円は国の補助金を利用。人と人とのつながりを意味する「環(たまき)」を、かつての屋号と重ね合わせて「たまる家」と名付けた。

 同村への移住はこれまで、村民らの紹介が多かったが、村に縁のない人にも移住を考えるきっかけにしてもらおうと施設整備を計画。約9割が山林で宅地に向いた土地が少ない同村で、空き家の利活用を促進していく狙いもある。

 この日、訪れた村民たちは「ここだったら、住んでみたい」などと感想を言い合いながら施設内を見て回った。村総務課の高見沢春男さん(43)は「南相木に興味を持ち、移住につながる施設になるとうれしい」と話している。

 内覧会は、24、28日の午前10時〜正午にも開催する。問い合わせは村総務課企画財政係(電話0267・78・2121)へ。

写真説明:「たまる家」の中を見る人たち

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