東御~群馬、道沿い百体観音 東御市立図書館で写真展

2017/05/20 11:36
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 東御市立図書館は31日まで、同市新張(みはり)から群馬県嬬恋村への道沿いに並ぶ百体観音の写真展を開いている。市観光協会によると、道中に広がる湯の丸高原は例年、6月中旬ごろにツツジが見頃を迎える。同館は、百体観音をたどりながら同高原に足を延ばしてほしい―と期待している。

 百体観音は一番から百番まで続く複数の観音像の総称。「百体観音石造町石(ちょうせき)」として市有形文化財になっている。写真は同市教育委員会の社会教育指導員、花岡敏道さん(前教育次長)が昨年秋ごろから撮りためた作品。写真は観音像が並んでいる経緯とともに、冊子にまとめて同図書館などに寄贈した。展示は冊子の内容に基づいている。

 花岡さんらによると、観音像は1町(約109メートル)ごとに置かれている。過去には仏教を排斥しようとした明治初期の「廃仏毀釈(きしゃく)」で一部が壊されたり、仏像ブームで盗まれたりしたこともあった。現在は、修復や自主的な返納で道沿いには109体の観音像が並んでいるという。

 花岡さんは「江戸時代から道行く人を見守ってくれた守り仏。これからも大切にしてほしい」と話している。

 写真展は図書館の1階と3階で開催。午前9時〜午後6時半(土・日曜日は午後5時まで)。月曜と26日は休館。

写真説明:東御市立図書館が開いている百体観音の写真展

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