建築家が案内 城下町・松本を満喫

2017/05/07 10:36
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 工芸品を展示、販売する「工芸の五月」開催中の松本市で6日、街歩きの催し「建築家と巡る城下町みずのタイムトラベル」が開かれた。この日は「寺社編」と題し、県内外の15人ほどが中心市街地の寺社の歴史や、地形と湧水の関係などを学びながら3時間余り散策した。

 市内の建築士藤松幹雄さん(58)ら専門家5人と、信州大工学部で建築を学ぶ学生ら4人が案内。豊富な湧水や縦横に走る水路を見たり、江戸時代の絵図と重ね合わせたりしながら路地を進んだ。

 同市深志の全久院では、倉科利行住職(64)が明治初期の廃仏毀釈(きしゃく)を経て現在地に移転した経過や、湧水を使う茶会を紹介。人形店では、武家の娘のたしなみだったという押し絵びなについて学び、松本藩主の菩提(ぼだい)寺跡も訪れた。

 案内役を務めた信大工学部2年の近藤佑さん(20)は「松本は古い道を生かした街づくりがされている」と実感。参加した同市宮渕の主婦赤羽由紀子さん(64)は「新発見ばかり。街の歴史を再確認できました」と喜んでいた。

 市民グループ「旅行社みずのさんぽ」の企画で8年目。今年は13、20、27日にも開く。いずれも午前9時半、市美術館情報交流館前集合で先着15人。問い合わせは市美術館(電話0263・39・7400)へ。

写真説明:龍興寺の毘沙門天堂を見学する参加者=6日、松本市中央3

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